ラァンフォーヱヴアー

出先・常駐先用コマンドリスト。2020年からリモートワークなので常駐なくなったけど。その他思ったことメモ。

Windowsおじさんが今更iOSアプリをつくるまで(MacクラウドでPythonistaAppTemplate編)

あらすじ

Pythonistaはいいぞ。

Xcode Template for PythonistaとKivy for iOS

PythonistaをiOSアプリにする方法としては開発者が提供するXcode Template for Pythonista(PythonistaAppTemplate)がある。

github.com

ただこれとは別にピュアPython用にKivy for iOS(kivy-ios)ってのがある。世間的にはこっちのがメジャーなはず。

github.com

PythonistaAppTemplateはPython2系しかサポートしておらずメンテナンスされてないっぽいので、kivy-iosに挑戦。 ダメなら変換ツールなり手動なりで2系に書き換えてPythonistaAppTemplateを使えばいいし。(フラグ)

ただし、どちらもXcodeが必要とのこと。

WindowsユーザにおけるXcodeおよびMacに関する認識に関する考察

公式非公式問わずXcode for Windows的なものはないっぽい。MacOS上でしか動かない。夢の中でMacOSがダウンロードできるページ探したがないっぽい。

ここでWindowsのみでという望みは潰える。 流石に使いこなせないかもしれない新品のMacをいきなり買うのもなんなので劇古で数千円から1-2万とかでないか探してみたい。

調べたところ以下要件。

  • 最新のXcodeが必要。でないと審査されない?
  • 最新のXcodeには最新のOS Mojave(モジャベではなくモハーヴェ。パラサイトイヴで見た)が必要。
  • MojaveをサポートするのはMid 2011とか

探すと、最安値でも5万くらいする。

関係ないけどMacのモデルは通称(Mid2011)、機種ID(A0000)、型番(MB000J/A)と製品を識別する言葉が3種類あるらしい。世間のみんな慣れてるんだろうけど混乱する。

Mid2011みたいな表現はわかりやすくて便利。Winにはない表現と思ったけど最近のWinはそんな感じか。Win10 なんとかアニバーサリーみたいな。

とにかく安く最低限の開発とものとしての軽さをいうとMacBook Airがいいっぽい。性能はとりあえずいいや。 いわゆるMBAですよ。10年前のスタバならドヤ顔できるやつですよ。

MBPで換装するのもいいけど1kgクラスの重さのPCが前から欲しかったしかさばるものは増やしたくないので今回はパス。

Windowsのみを使用するヒト上科におけるMac本体価格と国外クラウドのネットワーク遅延に関する考察

と中古MBAを探すが中古品は5万くらい。ヤフオクも最初安くても落札ごろには4-5万。 ということでヤフオクをチェックしつつ、別の案。クラウドMacOSを提供してるところがあるので比較。(ライセンスいいのか?)

評判とか色々見ると、これがいいっぽいので契約。MacはやっぱりUNIXだからXWindowでリモート接続するのか。

www.hostmyapple.com

kivy-iosを検証。

まず気づいた。

すっげ遅い。GUIのボタン押したりメニューを表示したりするのに全ての操作に10秒単位のラグがある。 Xcodeインストールに10分どころじゃない時間かかる。

なんとか入れたが、話にならないのでリモートログインしてコマンドベースでやってみる。 まあまあ我慢できそう。あとMacはいきなりSSH接続できる。これは便利。

Kivyとの対面

まずReadme通りやったがエラー。以下みたいなエラーが出てくるので、試行錯誤してひたすらエラー潰す。

結果シミュレータ起動しかけるところまでいったがABORTエラーでこける。

あと無限にシンボリックリンクや実ファイルが無限に湧いてハードディスク潰してくる。 ただよくわからないのがdfコマンドではパンクしてるがduコマンドで見てもそこまではない? とりあえずクラウドのディスク増やしたが効果なし。

PythonistaAppTemplateが一番や

土日中心に1-2ヶ月とか頑張るがダメ。諦めてAppTemplateつかうことにする。 あっさりPythonista 風画面でiOS Simulatorが起動する。何だったんだ。

気を取り直して、実機ビルドをやって見ようと色々調べるが、一度物理的にライトニングケーブルで繋がないとダメっぽい。(正確には同じLANにいないとダメっぽいがクラウドVPNやってみるがうまくいかず…)

Windowsリモートデスクトップだと遠隔でUSB刺せるけどXWindowであるMacOSにはその仕組みがなさそう?

諦めたのとやっぱりMac実機欲しくなってきたので買うことにする。

次回へ続く。