ラァンフォーヱヴアー

出先・常駐先用コマンドリスト。2020年からリモートワークなので常駐なくなったけど。その他思ったことメモ。

日系SIerおじさんが見る2024年に起こる5つの出来事

はじめに

前回の続きで2024年どうなるかを予想したい。

昨年の反省を生かして2024年は◯個の予想という表現にした。 また、昨年に引き続きビジネスTierとコンシューマTierで分けて考える。 キーワードは以下から気になったものを拾う予定だが、ガートナーの分析とは紐づけずに語るつもり。

Gartner、「ソフトウェア・エンジニアリングのハイプ・サイクル:2023年」を発表-AIに関するプラクティスやプラットフォーム・エンジニアリングは、2~5年以内にソフトウェア・エンジニアリングにおける主流の採用に

本題

AI(生成AIとして)

ビジネスTierだとIT業界の中の人たちが利用者になる技術。GitHub Copilotのようなアシスタント系技術。現時点で軒並みプラットフォーマーが提供している。今これを書いているはてなブログでもタイトルをAIがつけてくれる機能がある。

日系SIerならコード作成は黙示的に使って見逃されるところがありそう。逆に明示的はしなさそう。著作権、情報流出、生産性がまだグレーなので。

コンシューマTierでは昨年もブログに書いたが一般向けの動画生成サービスが出てきそう。

プロンプトで解説ゆっくり or ずんだもん動画として、プロンプトの解説音声と加えてふさわしい背景とフリー音楽が流れるレベルを想定。ゆっくりムービーメーカーのアドオンとかになるかも。

流石に架空のグループYoutuberがメントスコーラする動画や、実写ドラマのどうな動画はまでは難しそう。 出るとしても研究レベルで個人が触れるサービスまではいかなそう。

AI(ITサービスとして)

ビジネスTierだとあんまり思いつかない。ちょっとしたプロジェクト支援ツール系のレベルや業界ごとのパッケージにちょっと組み込まれるレベルかも。

コンシューマTierでハードウェアだと直近話題なのが、rabbit r1。

rabbitai.de

wired.jp

たぶん今後のスマホメーカーがこの路線、すなわちAIを根本(OSレベル?)に組み込んで文字あるいは音声の対話ベースで複雑な作業をやらせる機能を目指すとおもう。今年中に同様のAI入りうスマホ中国企業が出す。 2年後にはSumsung、Xiaomi、Huaweiあたりの大手Androidメーカーが出す。3年後iPhone(2024年 iPhone16、2025年iPhone 17、2026年iPhone18あたり。そのころにはaiPhoneとか言ってたりして)ってところか。

AI(説明可能なAI、責任あるAIとして)

ビジネスTierメインだろうけど特に何も起きない気がする。今と同じ実験室レベル。

SRE

SRE、プラットフォーム・エンジニアリング、Dev(Sec)Opsなど、コードを書く以外のことをする技術ないしエンジニア。

大企業でも定着しつつある気はするけど、どの言葉が定着するんだろう。今年中に劇的に定着するとかはない。 5年とかの単位で少しずつ定着する性質のもの。

個人的にはどうしてもアプリ作らないエンジニアって日陰者になりがちだけどやっと日が当たってきた気がする。うれしい。

クラウド

去年のとおり、特に何か大きなことが起こるという訳でもなく定着が進むというところか。