ラァンフォーヱヴアー

出先・常駐先用コマンドリスト。2020年からリモートワークなので常駐なくなったけど。その他思ったことメモ。

日系SIerおじさんが見る2024年に起こる5つの出来事

はじめに

前回の続きで2024年どうなるかを予想したい。

昨年の反省を生かして2024年は◯個の予想という表現にした。 また、昨年に引き続きビジネスTierとコンシューマTierで分けて考える。 キーワードは以下から気になったものを拾う予定だが、ガートナーの分析とは紐づけずに語るつもり。

Gartner、「ソフトウェア・エンジニアリングのハイプ・サイクル:2023年」を発表-AIに関するプラクティスやプラットフォーム・エンジニアリングは、2~5年以内にソフトウェア・エンジニアリングにおける主流の採用に

本題

AI(生成AIとして)

ビジネスTierだとIT業界の中の人たちが利用者になる技術。GitHub Copilotのようなアシスタント系技術。現時点で軒並みプラットフォーマーが提供している。今これを書いているはてなブログでもタイトルをAIがつけてくれる機能がある。

日系SIerならコード作成は黙示的に使って見逃されるところがありそう。逆に明示的はしなさそう。著作権、情報流出、生産性がまだグレーなので。

コンシューマTierでは昨年もブログに書いたが一般向けの動画生成サービスが出てきそう。

プロンプトで解説ゆっくり or ずんだもん動画として、プロンプトの解説音声と加えてふさわしい背景とフリー音楽が流れるレベルを想定。ゆっくりムービーメーカーのアドオンとかになるかも。

流石に架空のグループYoutuberがメントスコーラする動画や、実写ドラマのどうな動画はまでは難しそう。 出るとしても研究レベルで個人が触れるサービスまではいかなそう。

AI(ITサービスとして)

ビジネスTierだとあんまり思いつかない。ちょっとしたプロジェクト支援ツール系のレベルや業界ごとのパッケージにちょっと組み込まれるレベルかも。

コンシューマTierでハードウェアだと直近話題なのが、rabbit r1。

rabbitai.de

wired.jp

たぶん今後のスマホメーカーがこの路線、すなわちAIを根本(OSレベル?)に組み込んで文字あるいは音声の対話ベースで複雑な作業をやらせる機能を目指すとおもう。今年中に同様のAI入りうスマホ中国企業が出す。 2年後にはSumsung、Xiaomi、Huaweiあたりの大手Androidメーカーが出す。3年後iPhone(2024年 iPhone16、2025年iPhone 17、2026年iPhone18あたり。そのころにはaiPhoneとか言ってたりして)ってところか。

AI(説明可能なAI、責任あるAIとして)

ビジネスTierメインだろうけど特に何も起きない気がする。今と同じ実験室レベル。

SRE

SRE、プラットフォーム・エンジニアリング、Dev(Sec)Opsなど、コードを書く以外のことをする技術ないしエンジニア。

大企業でも定着しつつある気はするけど、どの言葉が定着するんだろう。今年中に劇的に定着するとかはない。 5年とかの単位で少しずつ定着する性質のもの。

個人的にはどうしてもアプリ作らないエンジニアって日陰者になりがちだけどやっと日が当たってきた気がする。うれしい。

クラウド

去年のとおり、特に何か大きなことが起こるという訳でもなく定着が進むというところか。

日系SIerおじさんが見る2023年に起こったこと答え合わせ

はじめに

世間的には年初からいろいろありましたが、あけましておめでとうございます。

半年に1回しか更新していないけど、今年の頭にこんな記事を書いた。

usebydh.hatenablog.com

この予想の正誤と2024年どうなるかを予想したい。

昨年の反省を生かして2024年は◯個の予想という表現にする。 また、昨年に引き続きビジネスTierとコンシューマTierで分けて考える。 キーワードは以下から気になったものを拾う予定だが、ガートナーの分析とは紐づけずに語るつもり。

Gartner、「ソフトウェア・エンジニアリングのハイプ・サイクル:2023年」を発表-AIに関するプラクティスやプラットフォーム・エンジニアリングは、2~5年以内にソフトウェア・エンジニアリングにおける主流の採用に

本題

結果発表~(声を張って)

3勝1敗1分け。詳細は次から。

メタバース

勝ち。

ビジネスTierでは2023年中は進まないと考える。たぶん5年10年の単位かかるのでは?せいぜい、バーチャル会議室やデザインやCAD分野で多少進む程度。

これは当たりでしょう。少なくとも周りで真面目にこれやってるところは見たことない。
こんな記事も見つけた。

thebridge.jp

コンシューマTierの2023年は、Meta社のメタバースとどっこいどっこいのゲームもどきがメタバースを名乗って乱立すると予想。

これもまあ当たりかな。今年乱立というよりはもともとあったものが順当に躍進したというイメージ。Roblox、VRChat、clusterあたりが話題になった気がする。地方自治体と組んでいた印象。

metaversesouken.com

また、直近だとこんなのが発表されてるくらい。

『レディ・プレイヤー・1』のコンテンツ入りメタバース『The Readyverse』が発表

現行路線のまま2023年中に実現可能な方向性があるとしたら2つの方向性があると思う。
1つは、各社メタバース間が相互乗り入れできるようなオープン化の方向。業界標準プロトコルAPIが確立し相互乗り入れ可能になるなど。こうなれば多少なりとも健全。
もう1つは、現在のSNSと同様に特定企業が寡占する。こっちはクソな未来だけど現実にはこうなりそう…

これは「2023年中にあるとしたら」の話なのでセーフ。ノーカン。

NFT (非代替性トークン)/Web3

分け。かな?

2023年は変わらず動かないんじゃないかな。

当たり。

コンシューマTierだと2022年にNFTを使った電子チケットが出てきて、ようやく(胡散臭い金儲け以外の)実用的な事例が出てきた。 2023年はもう一つか二つ実用的なものがでてきそう。例えば これは外れよりかな。特に出てこなかったイメージ。モロじゃん…みたいな記事もあった。

gigazine.net

NFTって、いわば証明書(HTTPSとかのデジタル証明書でなく)のようなものだから、むしろ生成AIによってフェイク画像、音楽が容易に作れるようになった2024年以降こそキラー技術になりそうな気はするが…詳細は2024年の予想として語るか。

AI

まあトータル勝ちということで。

ビジネスTierはシャドーITならぬシャドーAIが広まるのでは?

外れ寄りかも。意外とシャドーじゃなく公式で使っているところも多いっぽい。

この記事だと「日本企業の72%が生成AIの利用禁止という衝撃」とあるが逆に言うと28%は公式に利用できているってこと。

toyokeizai.net

こちらは有料記事で読めてないけど、無料部分でも「回答者の4割は利用を容認」とある。

鹿島は生成AIの利用を禁止、独自調査で分かった各社の反応 | 日経クロステック(xTECH)

アクセンチュアがもう商売にしてる。

enterprisezine.jp

本屋でもすっかり「ChatGPT大全」だの「ChatGPTの仕事術」みたいなのだらけになった。以下は2023年中に出版された「ChatGPT」というキーワードを持つ本リスト。585件あるらしい。
もちろん仕事で使う以外の「ChatGPTとは何なのか」みたいなのも多いけど。

キーワード「ChatGPT」に関連する商品一覧 - honto本の通販ストア

コンシューマTierだと、引き続きクリエイター業界を中心に大激震が起き続けるだろう。 「AIが生成した絵がネット民のネタになる」はもうしばらくは続くだろうが、2023年後半~末ごろのお絵描きAIは「まともな絵」になり少なくなってしまうのでは?

これは大当たりといえるのでは。もう最近お絵描きAIのネタってなくなったような気がする。オタ恋くらい?だけどこれも絵自体はラーメンを手づかみで食べるみたいなおかしさではない。

www.itmedia.co.jp

また、2023年はAI規制の話が出てくると予想。

著作権周りで話題になったと思うが規制、法律まではいかなかったので微妙。

TVの老人コメンテーター様がドヤりながら「だからAIはダメなんだ!規制が必要なんだ!」とイキるような事案。

老人のコメントすら起きなかった。

また、絵以外のコンテンツを生成するAIについて2023年中に出るかは微妙。
音楽は出そう。

ギリギリ12月末くらいからsunoが出てきたので勝ち!ヨシ!

www.suno.ai

動画は出ないか。~お絵描きAIのようにバズらない印象。
動画生成AIの一つの実用化めどは「テキストで指示するとゆっくり動画の音声・映像ができて、動画制作スキルがなくてもYouTuberになれる」というところだと思うが、2023年ではなさそう。でも数年内かな。

当たり。一枚絵を動画にするみたいなのはちょこちょこ出てきているが、「テキスト打ち込んだら音声映像になる」ではない。

クラウド

ビジネスTierで順当にブラッシュアップされて順当に導入される想定。
というか正直なところ日本企業はまだまだ「クラウドを導入する」フェーズだと思う。

これは当たりというかなんも言ってないみたいなものか?一応勝ちとしておこう。

テクノロジストによるデリバリの最適化

「社内にバラバラに存在するシステムを交通整理してあるべき形を描き、それに向かってDXを進めていく」というのは非常に要求の高い仕事だと思う。2023年大きく事例が出てくるはず。

大きいのはなかったので×かなー。負け。

おわりに

まあまあ成績良かったのではと思う。まあ予想自体がふわっとしてる気がするけど。
勉強的な意味でも続けていきたい。
意外と長くなってしまったので2024年に起こる〇個のできごとは別の記事としてアップすることにしよう。ということで。

では。

おかーさーん、インターネットが壊れたー(OSが起動しなくなる話)

毎回久しぶりになるが、原因がわかりにくいパソコントラブルが起きて解決したので情報共有として残す。少しでも皆様の参考になれば。
(2023/6/30追記) 5月の記事だが同じ症状で別の問題も起きたので追記。

症状

  1. BIOS(UEFI)の設定がデフォルト値に戻ってしまう。
  2. 突然、電源は入っているが画面が真っ暗になり、反応しなくなる状態になる。リモートログインもできず、完全ハングアップの状態。
    • この状態だと電源長押しが効かず、電源コンセントを抜くしかない。
    • BIOSは正常に起動する。
    • ディスプレイやマウス、キーボードは正常。
    • 少しずつ頻度が上がり、最終的にはBIOSは起動するがOSは起動しない状態になった。

結論(同じ症状に悩んでおり、早く結論を知りたい方へ)

  1. BIOSボタン電池切れ。新品のボタン電池に交換。
  2. CPU破損。交換して解消。
  3. マザーボード破損。交換して解消。(6/30追記)

経緯

今年に入ったぐらいの時期からBIOSの値がデフォルト値になったり、日付が古くなったりする現象(症状1)が発生。
ただ、PC電源起動しっぱなしであったため、あまり気になっていなかった。

2月から3月にかけて、いつの間にか画面が真っ暗でマウス、キー操作を受け付けない状態になることがあった(症状2)。
大抵は朝起きると起きている感じ。
週に1回、数日に1回とだんだんペースが上がり、毎晩起こるようになった。
イベントログを見ても特段異常は見られなかった。パフォーマンスモニターで停止する時刻を見極めようとしたが、設定後は問題が起きなくなる。やったか?

【Windows】パフォーマンスモニターとデータコレクターセット | hirota.noの技術ブログ〜 It's all over the network.

が、勿論そんなことはなく再発した。
この頃までにはいろいろ検索するうちに「BIOSボタン電池」を疑うようになった。特に症状1や「少しずつ悪化していく」様子がいかにも電池のトラブルっぽいと感じられた。
以下の対策を試す。一時的に効果があることもあったが、問題は解決せず。

そこでボタン電池交換。使用しているマザーボードは「ASRock > Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac」でボタン電池が外に飛び出しているタイプだった。
以下を購入して交換。

ちなみに、Fatal1ty X370 Gaming-ITXacにおいては上記ボタン電池は間違いで、「逆極性」の電池を買うべきだったっぽい。
同じ問題に引っかかっている人がレビュー欄にいたので、その人に従ってケーブルを入れ替えて解決したが、この記事を読んでいる人は交換前のボタン電池のケーブルのどっちが赤でどっちが黒かをちゃんと確認しよう。

これで解決したはず…だが1週間後くらいに再発。むしろ更に状況は悪化し、OSが起動しなくなった。

ボタン電池ではなく電源が原因か?と考え、電源を交換したが、効果はなかった。
ギブアップして以下ドスパラに持ち込み、診断してもらった。

www.dospara.co.jp

「電源なのは間違いないと思ってるんですがね…」「いや^ー、電源はないっすねー」と秒で論破。論破王はここにもいたか。
症状を確認してもらったり、システムディスク(M.2 SSD)を差し替えたりと30分くらいやりとり。
「前に同じ症状が出たときはCPUが破損してましたねー」ということでCPU見てみる。

と、CPUクーラーのネジが本来4か所止めるべきところ2か所、しかも四角形の対角上でなく片側しか止まっていなかったのが発覚。
そういえば手が入らず、片側は止められそうになかったからそうしたんだった。

止まってない方を押さえながら起動すると一瞬だけ起動することが確認できた。とは言えすぐ停止するのでCPUは壊れてしまってる可能性大。
うせやろ?Ryzen 7 1700がWindows 11非対応ということで品薄時に中古で新品より高い値段を払ったのに…

CPUを交換してみると、構成変更によるいつもより長い起動時間の後、待望のOS起動画面が表示した。CPU破損確定濃厚バレバレ。
半年くらい使っていたCPUが壊れていたとは思わなかったが、状況からしてCPUクーラーのネジ止め問題は少なくとも原因の一つではありそう。

結局CPUを交換して、2023/4/21に問題が解決した。

教訓

ネジはちゃんと止めよう。

ちなみに

普段はゲームとYouTubeとStable Diffusion動かしてキャッキャしてるだけのパソコンだったが3月4月は珍しく資料作らないといけなかったため、よりにもよってという感じ。
過去何度か登場してるMiniBookで凌いだけど。

後日譚(5/10書いた理由)

2023/5/10 朝起きたら同じことになっていた… 電源を抜き差ししたら直ったが…
2023/5/11 再発した…
2023/5/12 BIOSのfTPM2.0設定が無効になっており、有効にしたら「CPUが変更されました。リセットしますか?」みたいなメッセージがでてYesしたら直った。
TPMが有効な状態で動いていたOSから見て、TPMが無効となったCPUが認識できなくなった」という理屈はとおるような気もするが…うーん。じゃあしばらく動いていたのはどういうことだろう?
とりあえずバックアップとったので様子見。

後日譚2(6/30書いた理由)

2023/6/14 週一くらいのペースでおきて、都度電源抜き差しで対応していたが、ついにうんともすんとも言わず。ドスパラの引取修理サービスで診てもらう。
2023/6/23 ドスパラから連絡。マザーボードの破損とのこと。miniITXから変更するような修理提案を受けたが、miniITXがいいので修理はキャンセル。
2023/6/27 なかなかminiITXの現行マザボない中、GIGABYTE B550I AORUS PRO AX Rev.1.xを購入した。
全体的に放熱プレートなどで覆われていてゴツめ。CPUファン取付で干渉したが、同じケース、CPU、マザボでレビューを挙げられているこちらの記事を参考にさせていただいた。
起動した。PCMark10も動作する。
2023/6/30 とりあえず3日間起動しっぱなしだが、安定している様子。

日系SIerのおじさんから見る2023年に起こること

はじめに

あけまして。(喪中によりおめでたくはないものとする)
もう正月とは言い難いけれど、新年なのでTech業界で「2023年に起こること」を自分なりに予想してみようと思う。
トラディショナルな日本企業内で体感することと、一般消費者の文脈で体感することってだいぶ違うと思うのでビジネスTierとコンシューマTierで分けて考える。

キーワードは以下から気になったものを拾ったが、ガートナーの分析とは紐づけずに語る。

www.gartner.co.jp

本文

メタバース

ガートナーのキーワードでいうとデジタル・ヒューマン、デジタル・ツインとかも含む。

ビジネスTierでは2023年中は進まないと考える。たぶん5年10年の単位かかるのでは?せいぜい、バーチャル会議室やデザインやCAD分野で多少進む程度。 正直、忠実に再現されたバーチャルおっさんと会議したくない。

コンシューマTierの2023年は、Meta社のメタバースとどっこいどっこいのゲームもどきがメタバースを名乗って乱立すると予想。
ナーヴギアが一般発売されるまではセカンドライフのN番煎じでしかないんじゃないかな。

現行路線のまま2023年中に実現可能な方向性があるとしたら2つの方向性があると思う。
1つは、各社メタバース間が相互乗り入れできるようなオープン化の方向。業界標準プロトコルAPIが確立し相互乗り入れ可能になるなど。こうなれば多少なりとも健全。
もう1つは、現在のSNSと同様に特定企業が寡占する。こっちはクソな未来だけど現実にはこうなりそう…

NFT (非代替性トークン)/Web3

ビジネスTierは正直ピンとこない。 EDIとNFTが組み合わされば、あらゆる商取引が自動化できるみたいな未来はあるはずだが、それは少なくとも2023年ではない。 2023年は変わらず動かないんじゃないかな。

コンシューマTierだと2022年にNFTを使った電子チケットが出てきて、ようやく(胡散臭い金儲け以外の)実用的な事例が出てきた。 と思って調べたら日経Xトレンドでも取り上げられてて若干ドヤ顔。NFTチケットっていうのね。

xtrend.nikkei.com

2023年はもう一つか二つ実用的なものがでてきそう。例えば

  • ちゃんとしたNFTゲーム。これまでの稼げるゲーム(Pay2Earn)路線のクソゲーでなく、普通に面白いゲームが2023年に来ると期待を込めて予想。
  • 個人が気軽にNFTを発行するアプリ。友達と写真撮るみたいな?
  • 電子契約がらみの何か?

AI

お絵描きAI(DALL·E 2、Midjourney、Stable Diffusion、NovelAI)やチャットAI(ChatGPT)は、2022年最大のトピックだと思う。
コンシューマTierまで落とし込まれたのは間違いなくエポックメイキングな出来事。これを受けて2023年の展望を予想する。

ビジネスTierはシャドーITならぬシャドーAIが広まるのでは?
ビジネス資料をChatGPTでチェックあるいは半自動的に作成することは間違いなく2023年の多くのビジネスパーソンがやるだろう。 何なら早速正月明けから使っている人もいるのかも。

コンシューマTierだと、引き続きクリエイター業界を中心に大激震が起き続けるだろう。 ラーメンを食べる樋口円香ケーキ化ゲーミング〇んぽ華道部 とかの「AIが生成した絵がネット民のネタになる」はもうしばらくは続くだろうが、2023年後半~末ごろのお絵描きAIは「まともな絵」になり少なくなってしまうのでは?

また、2023年はAI規制の話が出てくると予想。 首相官邸無人機落下事件で ドローンが爆速規制されたように、2023年中にAI絵絡みの問題が起こり、急ごしらえな規制・法律ができると予想。
TVの老人コメンテーター様がドヤりながら「だからAIはダメなんだ!規制が必要なんだ!」とイキるような事案。
法律的なもの以外でも、pixivがAIを区別する機能をつけたり、機械学習の国際会議が声明を出すなど、自主規制的なものが別業界でも起こってくるはず。

また、絵以外のコンテンツを生成するAIについて2023年中に出るかは微妙。
音楽は出そう。
動画は出ないか。これを見る限り「文章を与えることで動画を作る」ことはできるし、これが2023年一般公開されることは大いにあり得る。
ただしお絵描きAIのようにバズらない印象。
一枚絵は「単純な絵」でも挿絵など使いようがあるが、「単純な動画」にはそのような用途がないのでさほど広まらないのでは?

動画生成AIの一つの実用化めどは「テキストで指示するとゆっくり動画の音声・映像ができて、動画制作スキルがなくてもYouTuberになれる」というところだと思うが、2023年ではなさそう。でも数年内かな。

クラウド

クラウド・データ・エコシステム、クラウドサステナビリティ、インダストリ・クラウド・プラットフォームなどのキーワードがあったから拾ったものの、正直世界が大きく変わるレベルはないと思う。
ビジネスTierで順当にブラッシュアップされて順当に導入される想定。
というか正直なところ日本企業はまだまだ「クラウドを導入する」フェーズだと思う。

テクノロジストによるデリバリの最適化

これだけキーワードというよりは文章だが、自分がやってる仕事で実感する部分があるので挙げておく。こんな記事も出たし。

www.nikkei.com

オールドスタイルのジャパニーズ企業は大企業ほど各組織ごとにシステムを導入しバラバラで管理しているので、「社内にバラバラに存在するシステムを交通整理してあるべき形を描き、それに向かってDXを進めていく」というのは非常に要求の高い仕事だと思う。2023年大きく事例が出てくるはず。

また個人的にテクノロジストという言葉には刺さるものを感じており、以下の本を読んだりもしている(よし、自然な流れでアフリエイトできたな!)

おわりに

頭のトレーニングがてら書いてみた。 これを読まれている方はどう思われただろうか。一度自分でも書いてみると面白いかもしれない。

2023年末には当たったかどうかの記事も書きたいかも。 あと、ここまで書いて思ったが「2023年に起こる〇個の出来事」みたいなまとめ方の方が年末当たったかどうか判断しやすかったと後悔。

では。

iOS16の新機能「テキスト認識」で日本語文字列を含む大量の画像を一気にテキスト化

やりたいこと

テキストを含む大量の画像から一気にテキストを抽出しEvernote(あるいはSNSやらメッセージアプリ)に「文字列で」出力する。 iPhone内の画像なのでiPhone単体で完結すればベスト。

「やりたいこと」の前フリ

Duolingoという英語学習アプリを使ってたりする。連続記録のためだけの惰性感あるけどそれなりに勉強になってるとは思う。

でこのアプリで一個難点があって、それはアプリ中の文章のテキストが保存できないこと。(Web版ならOK)
使えそうな文、間違った文とかは残しておきたい。Duolingoは画像保存機能はあるんだけど(あるいはスクショ)やっぱりテキストで保存したい。
英文書く時の参考としてコピペできたりするしね。

とはいえ、これまで(before iOS15)は、保存した画像を「iOSのショートカット機能でEvernoteに保存」して貯めておくのがせいぜいだった。
iOS15からは「iOSのテキスト抽出」ができるようになったので今までEvernoteに貯めていた画像からテキスト抽出したのだけど、日本語を認識しなかったせいで今一つ中途半端だった。
やっぱり英語学習なら英文と日本語文を残したい。

そんな経緯があったので個人的なiOS16の最目玉機能がテキスト認識機能の日本語対応だったのだ。

iOS 16 - 新機能 - Apple(日本) テキスト認識表示 (https://www.apple.com/jp/ios/ios-16/features/#:~:text=%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E8%AA%8D%E8%AD%98%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%AB,%E8%A8%80%E8%AA%9E)

とは言えメジャーバージョンアップは怖いのでしばらく様子みていたが大きな問題はなさそうなのでiOSアプデ&日本語動作確認してみた。

結果

iOSの「ショートカット」で以下画面のとおり設定することで選択した複数画像からテキストを抽出、Evernoteに保存できた。

ショートカット画面
ショートカット画面

画像ではEvernoteだけどメモ帳アプリでもメッセージアプリでもいけるはず。

コワーキング用デイユースホテル格付け(名古屋編:2022/9版)

前書き

やっぱり毎日は難しい…

usebydh.hatenablog.com

前にこんな記事を書いたけど、実践編として名古屋にあるデイユースホテルで"フルタイムの仕事に向いた"ホテルを格付けしてみた。
2022年9月時点、楽天トラベルで予約ができるところのみ列挙。

格付けの評価ポイント

  • 利用料金は4000~8000円代であること。あくまでビジネスホテルなのでそれ以上の利用料金がかかるホテルは選外。
  • チェックイン時間が早いこと。フルタイムワーク前提なので遅くとも8:00までにはチェックインしたい。
  • チェックアウト時間が遅いこと。同じくフルタイムワーク前提なので少なくとも18:00、実際は20:00以上が欲しいところ。
  • 朝食や大浴場などのサービスや設備があるとプラス評価とする。
  • その他では清潔感とか仕事しやすい雰囲気とか。ネテロ会長のいう印象値。

格付け

実際に行ってないところは未訪問とわかるようにする。

Sランク

深夜レベルまで滞在できて、かつサービスや設備が豪華。文句なし。

Aランク

滞在時間が8:00~20:00程度。プラスアルファのサービスや設備を持ち、よりリフレッシュできる。

Bランク

チェックインが8:00~9:00でチェックアウトが18:00~20:00とギリギリフルタイムで使えるレベル。その他特筆すべき点なし。という最低限使えるが…といったところ。

  • アパホテル
  • スマイルホテル
  • ホテルアンドルームズ
    他多数(面倒なのでリンクはらない)。大手ビジホチェーンは大体ここに入るようなサービスを提供しているイメージ。

また、

  • チサンイン名古屋:
    8:00~20:00で朝食がビュッフェと本来Sランク~Aランクだが、机・部屋が狭く8時間そこで仕事するのは厳しいレベルだった。
    朝食もビュッフェだが雰囲気がよくなかったのでBランクとした。
    雰囲気は自分が利用したときの天気や照明の具合がたまたまそうだっただけかもしれないので人によるかも。

Cランク

コワーキング用途としては論外!といったレベル。

いまのところなし。

あとがき

また利用したホテルが増えたら記事出したい。

クラウド企業公式のアイコンとかロゴとかのダウンロード先一覧

なるべく書き続けたいけどなかなかネタがないのでちょっと軽めのやつを。

パワポアーキテクチャ図とか書いたりするときに使う公式アイコン、ロゴの類。意外と見つからないのでまとめた。
非公式のものはよく引っかかってくるけどライセンス怪しそうなのであんま使いたくない。 クラウド以外のITサービス系も足してる。

利用規約ちゃんと読んで使ってください。
あと追加すると良さそうな企業もコメントください。

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