結論
Everonoteを継続。ただし今後の料金変動/Evernote機能改悪/Obsidianのプラグイン次第でObsidianに移行。
自分の使い方だとEvernoteの方が安いのが最大の理由。
Obsidian検証
だいぶいい。検証できた範囲ではEvernoteよりいいかも。いいなと思ったのは以下。
- テキストファイルでローカル or 共有ストレージに保存する。のである日Obsidianの開発が止まっても最悪データは失われない。
- プラグインでいろいろ拡張できる。ちゃんと探せてないが面白いものもあると思う。
- 原理的にはローカルテキストエディタなので性能周りは問題なさそう。
が以下の問題あり。
Evernoteから移行したノートの一部タイトルが無題になる
これはEvernote側の問題っぽい。エクスポートしたenexファイルを直接確認すると無題だったので。
問題が起きるノートの件数はそこまで多くないのでまあOK。
同様に数件の移行エラーでたが、エラーメッセージがそれなりに親切だったので同じくOK。
端末間で同期が取れない
これはObsidianの仕様/コンセプト。Evernoteの代わりのつもりでObsidianに入門した人の共通の悩みらしい。
Win/Mac/iOS混在環境の場合はSelf-hosted LiveSyncというプラグインが一番らしい。 ということで手順に従って導入。
obsidian-livesync/README_ja.md at main · vrtmrz/obsidian-livesync · GitHub
同期処理が終わらない…?
ログの末尾はこんな感じ。
2024/**/** 12:22:03->The request may have failed. The reason sent by the server: 500: 2024/**/** 12:22:03->Replication error 2024/**/** 12:22:03->Replication stopped. 2024/**/** 12:22:03->Replication error 2024/**/** 12:22:03->error:internal_server_error
事例も見つからず、はっきりしないがどうやらストレージがパンクしているっぽい。
このプラグインはざっくり言うと"fly.ioなどの任意クラウド上のCouch DBを介してObsidian端末間でデータ同期する"というものだが、このfly.ioは無償ストレージが1GB?らしい。
一方自分がEvernoteから変換したデータは2GB超。これでパンクしたのではという見立て。
(データ1GB=CouchDB 1GBなのかどうかは疑問だが)
fly.ioにお金払うくらいならObsidian公式のSyncサービスを使うかと思い確認すると 「Sync Standard(1GB)」が 年契約で月当たり4USD、Sync Plus(10GB)が月8USDとのこと。
1GBで足りないので8ドル。今だと1200円以上になる。
そこでEvernoteはというと、現在使用中のPERSONALが年契約で月当たり775円。 値上がりが移行検討理由の一つなのに意味なくない…?
(ここで手記は途切れている)
再度結論
ということでこれ以上調べても…となり検証を終えた。 fly.ioその他クラウドのプランは調べればもっと安くできる気がするが面倒になったので。(ざっとみると1GB月に0.Xドル、つまり数十円っぽい?)
コンセプト的にはすごくいいので、何かいい感じのプラグインがあったら乗り換えるかも。と思いつつEvernote継続利用の予定。