結論だけ知りたい人用(結構危険なことやっているので自己責任で)
- バックアップする(推奨)
- Windows→[ディスクの管理]でWindowsのインストールドライブが何番か確認。
mbr2gpt /validate /disk:(確認した番号) /allowFULLOS
でうまく動くか確認。mbr2gpt /convert /disk:(確認した番号) /allowFULLOS
で変更する。ReAgent.xmlエラーでるかもしれないけど成功。- Windows再起動してBIOSをUEFIに変更して起動。
- ReAgent.xmlエラー出たら
reagentc /disable
reagentc /enable
を実行。
本文
相変わらず久しぶりの更新。
Windows11アプデまだやらないにしても無償のうちにReadyな状態にはしておきたいところ。Microsoft謹製ツールで対応しているかチェックできる。
https://aka.ms/GetPCHealthCheckApp
NGだった。いくつか問題あるが、BIOSで以下を有効にせよというのがあるっぽい(ツールは教えてくれないけど)。
- fTPM2.0
- UEFIセキュアブート
でUEFIに切り替えたところWindows10インストールドライブが認識せず、Windowsが起動しない…? (BIOS画面スクショとるの面倒なので省略)
色々調べるとそもそもWindowsはUEFIでインストールしてないとダメらしい。2017年ごろ10年ぶりに作った自作PCみたいな感じなのでそういうのはあんまり気にしてなかった。 確認方法は以下URLを参考にさせていただいた。
まず、Windows右クリック→[ディスクの管理]でどのディスクがWindows起動ドライブ(Cドライブ)かチェック。 手元の環境ではディスク1だったので以下そうしている。大抵の人は0かも。
コマンドプロンプトを管理者モードで起動して、まずは検証コマンド。いわゆるドライラン。実際には実行せず結果だけ見る。
mbr2gpt /validate /disk:1 /allowFULLOS
Microsoft Windows [Version 10.0.19043.1415] (c) Microsoft Corporation. All rights reserved. C:\WINDOWS\system32>mbr2gpt /validate /disk:1 /allowFULLOS MBR2GPT: Attempting to validate disk 1 MBR2GPT: Retrieving layout of disk MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes MBR2GPT: Validation completed successfully
どうやら成功するらしい。じゃあやってみる。
mbr2gpt /convert /disk:1 /allowFULLOS
C:\WINDOWS\system32>mbr2gpt /convert /disk:1 /allowFULLOS MBR2GPT will now attempt to convert disk 1. If conversion is successful the disk can only be booted in GPT mode. These changes cannot be undone! MBR2GPT: Attempting to convert disk 1 MBR2GPT: Retrieving layout of disk MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes MBR2GPT: Trying to shrink the OS partition MBR2GPT: Creating the EFI system partition MBR2GPT: Installing the new boot files MBR2GPT: Performing the layout conversion MBR2GPT: Migrating default boot entry MBR2GPT: Adding recovery boot entry MBR2GPT: Fixing drive letter mapping MBR2GPT: Conversion completed successfully Call WinReReapir to repair WinRE MBR2GPT: Failed to update ReAgent.xml, please try to manually disable and enable WinRE. MBR2GPT: Before the new system can boot properly you need to switch the firmware to boot to UEFI mode!
ちょっとだけ不安な時間かかる(といっても2-3分)し、ちょっと不穏なメッセージ出てるけどsuccessfullyらしい。 参考にさせてもらったサイトでも同じエラー出てるのでそういうものなんだろう。
でWindows再起動&F2連打でBIOS画面に入り、UEFIに切り替えて起動したところ無事切り替わった。
エラーメッセージも調べてみるとReAgent.xmlとはWinRE(Windowsを強制終了し続けると起動するor回復ディスクで起動するメンテモード的なやつ)の起動に関わるものっぽい。 回復ディスク作ってあるので不要といえば不要だが一応きれいにしておく。
ちなみに参考サイト news.mynavi.jp
reagentc /info reagentc /disable reagentc /enable
Microsoft Windows [Version 10.0.19043.1415] (c) Microsoft Corporation. All rights reserved. C:\WINDOWS\system32>reagentc /info Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成 情報: Windows RE の状態: Enabled Windows RE の場所: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk1\partition4\Recovery\WindowsRE ブート構成データ (BCD) ID: (公開していい情報かわからなかったので省略。disableにすると0並びになる) 回復イメージの場所: 回復イメージ インデックス: 0 カスタム イメージの場所: カスタム イメージ インデックス: 0 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\WINDOWS\system32>reagentc /disable REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\WINDOWS\system32>reagentc /info Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成 情報: Windows RE の状態: Disabled Windows RE の場所: ブート構成データ (BCD) ID: 00000000-0000-0000-0000-000000000000 回復イメージの場所: 回復イメージ インデックス: 0 カスタム イメージの場所: カスタム イメージ インデックス: 0 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\WINDOWS\system32>reagentc /enable REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\WINDOWS\system32>reagentc /info Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成 情報: Windows RE の状態: Enabled Windows RE の場所: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk1\partition4\Recovery\WindowsRE ブート構成データ (BCD) ID: (省略) 回復イメージの場所: 回復イメージ インデックス: 0 カスタム イメージの場所: カスタム イメージ インデックス: 0 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。
今回はうまくいったが、失敗するようなら %SystemRoot%\System32\Recovery」フォルダーにあるReAgent.xmlファイルが破損している可能性があるらしい。 その場合は同ファイルを待避して「reagentc /enable」でReAgent.xmlファイルを再作成するらしい。
本件のオチ。
Ryzen第一世代(Summit Ridge)はWindows11に対応しておらず、実質無償アプデはできないことが確定になった。
Ryzen 7 1700でそんなに困ってないけど買い替えるか…
本件のオチ(2022/01/01追加)
非推奨ながら条件満たさなくてもインストール可能な方法をMicrosoftが公開している。
試してないから情報のみ。
本件のオチ(2022/03/15追加)
Ryzen買い替えてしまった。右下のWin11更新ボタンの自己主張が強い…